何のために家を建てる|地方住まいの家造り|宮崎・都城
2021.04.10
【リブハウジング・スタッフコラム】
何のために家を建てたか掘り下げてみました。
結論:
『子供達の為に、妻の為に1日でも永く自分の家で暮らしましょう。』
私はリブハウジングの家『優家』で家造りをしました。
今から10年前のことです。
私には27歳になる息子が一人います。
前回のブログで紹介したように東京で働いています。
高校の時、部活は吹奏楽部、ベースやドラムが好きで演奏会にも出席、
優秀賞をとるほどの実力です。
友達と2人で、文化祭用のパラパラコマ送りの動画を
約3000枚の写真を使いアニメーションを作っていました。
文化祭では過去最高の出来栄えだと言われたそうです。
残念ながら文化祭当日は私と一緒に東京で大学入学の為の
オープンスクールに行っていた為、その感動を味わえなかったみたいです。
そして地方で暮らす親にとって
子どもが進学で県外に出ることは覚悟しなければならない。
息子が東京の大学に進学することになった時はとても悲しかったです。
息子と一緒に住める家ではなくなってしまうことです。
私は何のために家を建てたのでしょうか?
もちろん『愛する息子と妻の為です。』
家を建てる方のほどんどが愛するわが子の為に家を建てます。
私は早めに家を建てることが出来なかった事を悔しく思いました。
愛する息子と妻の為に、と夢のマイホーム、家を建てたものの
息子とのマイホームでの思い出がはわずか2年しかないからです。
一緒にシアタールームで見た映画、海外ドラマのDVD、
競い合ったTVゲーム、新居での思い出を振り返ると、
息子がいなくなった事を考えると、とても寂しくなります。
いつか、いなくなるわが子の事は考えていましたが
一緒に住めたのはたった2年しかありませんでした。
なんでもっと思い出が作れる、息子が幼い時に家造りを考え
家を建ててあげられなかったのでしょうか?
特に地方で暮らす親御さん、いずれにせよ
家を建てるつもりでいらっしゃるならばどうぞ
1日でも長く一緒に子供との思い出をつくれるよう
そしてそれを快適な住環境で考えてあげてください。
子供さんと一緒に庭でバーベキューをしたり、ビニールプールで遊んだり、
庭で花火をしたり、お友達とお誕生日会をしたり、
お泊り会をしたり、いろいろなことができます。
大きな音でテレビも見れます。
子どもたちが
大きな声を出しても多少走り回っても
「階下の人や、ご近所に迷惑が・・」
と思う
おかあさんの心労はかなり軽減されるでしょう。
想像してみてください。
子供さんが大きな声で伸び伸びとしている姿を、
夏に庭で一緒に花火をしている姿を・・・
お誕生日会のお祝いをしている姿を・・・
たくさんの子供さんの笑顔があるはずです。
私の息子は家を建てた時はすでに16歳、
バーベキューで楽しんだりお誕生日会をする事など何もありませんでした。
どこの建築会社で建築されてもいいので
愛するわが子の為にも1日でも永く一緒にいる時間を作ってあげてください。
そして家族でたくさんの思い出を作れますように・・・