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家は誰のために建てる|宮崎・都城の注文住宅

2021.04.09

コラム

【リブハウジング・スタッフコラム】

『家は誰のため建てるのでしょうか?』

私は今から10年前に家を建てました。


私には
東京で就職している27歳独身の一人息子がいます。


母親のお腹の中にいるときからよく動き
おなかをよくけっていました。

好きな食べ物は、ギョウザ、スイカ、アイス
きらいな食べ物は バナナです。


妊娠中の妻が食べていたのがギョウザとスイカなので
好きになったのだと思います。

本当は女の子が欲しかったので
第一候補、第二候補と女の子の名前を考えました。

何回も生まれそうになり呼び出しされ


3回病院に行きました。しかしなかなか生まれない・・・

4回目 まだ生まれないだろうなと思っていたら・・・


いつのまにか生まれました。

生まれた時には3300g、元気な男の子でした。

結局立会いは出来ずに仕事が終わってから会いに行きました。    

   妻に「よくがんばったな。」

と珍しく褒めた事を覚えています。
うまれたての我子を初めて抱きました。
とても嬉しかった。


看護師さんから受けとった小さな命は

手、顔、目、鼻口、すべてがちいさくて、とても感動しました。

名前は結局 男の子ですが

人気漫画の主人公を意識した少々女の子のような名前に

しましたが、中々、この世代、男の子だからこそ

「カッコいい」名前ではないか、と思っております。

可愛くて可愛くて 赤い色や黄色い色の洋服や
傘をよくもたせていました。


子供が3歳になって
風邪をこじらせ家の結露が原因で肺炎になりました。

かわいそうに3歳の小さな我子の手に点滴のチューブが・・・

触らないように板を包帯でくるぐる巻にしています。

就寝時間になると面会時間もおわり帰らなければいけません。
看護婦さんが息子をあやしているすきにそっと帰るのです。

しかし子供は敏感に感じとり泣き叫びます。

「かえらないでー おいてかないでー おかーさーん おとうさーん」


次の日も次の日も次の日も続きました。

涙が出ないわけがありません。


なので私は子どもが3才の頃から

子どもと家族の健康の為の家づくりを真剣に考え始めました。

それからその願いを叶える頃には子どもが生まれて

16年の歳月がすぎていました。

結局 息子とマイホームで過ごした時間は 2年間だけ

マイホームでの思い出は本当に少しだけです。


もっと早く健康で病気のない快適な家で息子と暮らしたかった。

これが私の本音です。

今年こそは家造りをと考えている皆さんは

一日でも永く子供たちとマイホームの思い出を多く作ってあげてください。

※住宅ローンだって早い方が負担が少ないのです。