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自分の家を悪く言う人はいません。 でも視点が違うだけなのです

2021.01.15

コラム

住環境アドバイザー小川です。

以前のお話しですが、親友のDくんが家造りを決断しました。
残念ながらリブハウジングではありません。
ある建築会社で建てた友達の紹介で家造りをしました。

私の親友のDくんの快適な生活の為に・・・と思い
自宅に招いて宿泊をしてもらったり、ショールームで工法を必死に説明したり・・・
Dくんが家造りに失敗して後悔しないように・・・と一生懸命説明しました。
しかし友達の紹介を簡単に断れる理由もなく、その建築会社と契約して先日完成しました。

私は後日完成した家を見せてもらいましたが、私の理想とは異なる家造りに大変ショックを受けました。

『私の理想は家造りは家の中に使う建材などすべてを無垢材を使う事、壁などはオール漆喰、塗装は自然塗装、健康を害することのない物で家を造りさらに夏も冬も快適に暮らせる住空間を造り出す事。愛する妻や子供たちに為の家造りです。』

親友の家なので、どんな建築会社で、どんな工法で、どんな家造りなのかは説明する事が出来ません。
D君は自分の家を自信をもって説明してくれました。まるでその会社の営業マンつ同じような言葉で・・・
間取りの広さや、使っているおしゃれな材料、かっこいい住宅設備などです。かっこよさばかりにとらわれている家でした・・・Dくんは悪くありません、その会社の営業マンが、視点の違う説明をしていることにも因るのでしょう。

私の理念の家造りとはまるで視点が違います。その会社の営業マンの視点はカッコイイ、現代風のおしゃれな家造り、利便性などでしょうか?そしてDくんは友人のように自分の家をさらにいい家と紹介する事もあるかもしれません。みんながDくんと同じ視点の家造りとは限りません。

少なくとも私がすすめる家造りとは違います。
こんな家には住みたくない!という家はどんな家を思い浮かべますか?
後悔しない家はその反対の家を造ることで叶えることができます。

もういちどなんの為に、誰のため家を造るのでしょうか?
よ~く考えて家造りをしましょう。
   住環境アドバイザー 小川でした。