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【宮崎の注文住宅】能登半島地震発生から一年~能登半島へ社員研修へ行って参りました。~宮崎の工務店リブハウジング~

2024.12.17

コラム家づくり

能登半島社員研修
能登半島地震から間もなく一年です。現地へ行って参りました

リブハウジングで建てる家は、地震が起きてもその翌日からまた住める、倒壊しない家を基準に建てています。

能登半島の地震から約1年、宮崎でも8月に恐怖を感じる地震が発生しました。日本全体、九州、そして宮崎もいつ能登やこれまでの大地震と同等クラスの地震が発生するか分かりませんし、警戒と備えは重要です。

ところで、、
リブハウジングでは希望する社員は研修旅行へ参加します。
(希望者で企画します)

今回の研修は、企画会議を経て建築や素材を見て回るのではなく、普段リブハウジングでは地震が来ても倒れない家!と謳っているだけに、建築の視点から地域の建築の伝統を見て復興の姿を学ぶ研修旅行、行き先は能登半島と決まりました。

地震の影響を受けた地域を巡り、兼六園や金沢駅、建築の力と現状を肌で感じる貴重な機会となりましたので(AIに助けてもらいながら!)レポートいたします!

兼六園:日本庭園の美と建築の調和

兼六園は、日本三名園の一つとして知られる江戸時代の代表的な回遊式庭園です。ここでは、自然の景観と人工的な建築物が見事に調和しています。特に注目したのは、「徽軫灯籠」や「翠滝」などの石造建造物です。これらは単なる装飾ではなく、庭園全体の景観を引き立てる重要な建築要素となっています。

また、「雪吊り」の技術は、美しさと実用性を兼ね備えた日本の伝統的な景観保護方法として、建築分野でも参考になる点が多くありました。

「雪吊り」とは日本海側特有の湿った雪の重みで枝が折れないようにするため、写真のように縄を使って保護します。※世界も注目する技術だそうです。(この円錐の形、写真でなんとなく見たことはありましたがそのような意味があったとは・・・)

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金沢駅:現代建築が表現する伝統美

金沢駅は、現代建築が地域の伝統美をいかに表現できるかを示す素晴らしい例です。特に印象的だったのは、巨大なガラスドームの「もてなしドーム」(写真奥)と、能楽の鼓をモチーフにした「鼓門」です。

これらの建築物は、最新の技術と伝統的なデザインを融合させ、金沢の文化と歴史を見事に表現しています。

駅という公共空間が、単なる交通の結節点ではなく、地域のアイデンティティを表現する場となっている点が非常に興味深く感じました。

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地震被害の現場:建築の耐震性を考える

能登半島地震で被害を受けた建物を見学し、建築の耐震性の重要性を改めて認識しました。倒壊した建物の多くは古い木造家屋でしたが、中には比較的新しい建物も含まれていました。

この経験から、建築基準の継続的な見直しと、既存建築物の耐震補強の必要性を強く感じます。同時に、地域の歴史的建造物を保存しながら安全性を確保する難しさも理解できました。

今後の家づくり、設計において、安全性と建物の資産価値の両立を考える貴重な機会となりました。

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※写真:建物の全容についてはプライバシー保護のため分かりにくく加工をしております。

仮設住宅:被災者に寄り添う建築デザイン

三角屋根の外観が特徴的な仮設住宅を見学しました。仮設住宅は被災された方々の生活を支える重要な役割を果たすことになる、と思いましたが

こちらの住宅のデザインの可愛らしさは、住む人々の心を少しでも和ませる効果があると感じました。ただ、全ての仮設住宅がこのように建てられているわけでもなく

プライバシーの確保や快適性の向上など、仮設住宅ならではの課題もまだまだ残されています。

被災者の方々の生活再建を支援する上で、建築に携わる私たちががどのように貢献できるか、深く考えさせられる機会となりました。

復興支援KAWARA:伝統工芸を活かした支援の形

復興支援KAWARAの箸置きは、能登の伝統工芸である瓦を活用した支援商品です。
輪島塗の漆食器もとても美しいものでした。※写真はお土産のお箸です。

被災地の復興を支援しながら、地域の文化を守り継承する取り組みとして非常に興味深いものでした。この箸置きは、単なる日用品ではなく、建築の一部である瓦を日常生活に取り入れる新しい試みでもあります。

伝統工芸と現代のニーズを結びつけ、復興支援と文化保護を同時に実現する、建築分野にも応用できるアイデアだと感じます。

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今回の能登半島への社員研修旅行は、建築の視点から地域の伝統と復興の姿を学ぶ貴重な機会となりました。

兼六園や金沢駅で見た伝統と現代の融合、地震被害から学んだ耐震性の重要性、そして復興に向けた様々な取り組みは、私たちが今後、仕事とどのように向き合っていくのか、、そのようなところに大きく響くものがありました。

この経験を活かし、安全性と資産価値を両立させた、より良い家づくりに取り組んでいきたいと思います。

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