素材とデザインを選ぶ
心と身体に“優しい家”
優家は、心地いい家です
─ 心身に優しい 地球に優しい 構造に優れている ─
3つの「優」が揃ってできる「心地いい家」。
そのために、素材を選び、デザインを選んで家造りをしています。
宮崎の厳しい気候から学んだ、
いつまでも快適に過ごせる
人に優しく、長持ちする家。
寒暖差の激しい宮崎の四季の変化。冬の寒さに加え、梅雨と台風、秋の長雨、この時期の高温多湿。世界でも稀な気候条件のもとで年中快適な住み心地を保つのは容易なことではありません。
子供たちと家族の笑顔と健康を守るため、ご家族にとって本当に安全な素材を適材適所に使い、しっかりとした職人の施工技術で快適で安心な住環境を造ります。
エネルギーをできるだけ
自然から使う。
だから地球にもやさしい。
優家では、太陽の熱や光、風といった自然のエネルギーを、機械を使わずに建物に利用する設計手法、パッシブデザインを採用しています。自然エネルギーを利用できる分、暖房や換気などに使うエネルギーが少なくてすむので、地球に負担をかけない家造りの方法ということになります。
注文住宅『優家』の
4つのこだわり
自然素材
空気を選ぶという考え方
ビニール素材、接着剤、塗料、農薬…汚染され続ける室内の空気。
外であれば、汚れた空気の場所から離れることができますが、家は簡単に変えることができません。
空気は素材から造り出されます。 素材を選ぶことは、すなわち、空気を選ぶこと。
私たちは、そのことをよく理解し、深呼吸したくなる無添加なおいしい空気を造り出すために
「素材」選びをしています。
漆喰しっくい
漆喰を選ぶ一番の理由は、
100%自然素材のものだから。
おいしい空気を造り出す「心地よさ」の秘訣です。
漆喰は、室内や外壁の仕上材です。
原料は石灰岩で、もともとは石。焼いて粉になった漆喰に水を加えて塗ると、もとの石に戻ろうと、空気中のCO2と反応しながら固まります。何の添加物も接着剤も使わずに、自ら固まり、100%自然素材から成るため、空気を汚しません。
他の自然素材と 何が違うの?
珪藻士やシラス、他の漆喰…自然素材と呼ばれるものは色々ありますが、ほとんどのものに接着剤が含まれています。そこで開発されたのが、無添加オリジナル漆喰。シックハウスの方や化学物質過敏症の方も安心して暮らすことのできる、100%自然の素材だけでつくられた漆喰です。私たちは、無添加オリジナル漆喰を使っています。
他にも、漆喰には
魅力がいっぱい。
さらっと
調湿
調湿効果が大変高い素材なので、梅雨時期も快適に過ごせます。 また、消臭効果もあります。
お手入れ
カンタン
身近にあるもので簡単にお手入れできるので、子どもと一緒に、楽しくお手入れできます。
火に強く、
燃えない
もともとが石だから、 燃えず、火災時の窒息の原因となる有毒ガスが発生しません。
カビ・ダニを抑制し
ウイルスを不活化
アレルギーの元になるカビ・ダニの繁殖を抑え、インフルエンザやコロナウイルスも不活化します。
趣きある、
味わい深い風合い
自然素材特有の柔らかな線で、趣のある仕上がり。味わいのある陰影を愉しめます。
すっぴんの本物の木
葉をつけたまま、山の自然の中で、ゆっくり乾燥。
そうすることで、丈夫で長持ちし、木の魅力を活かした骨組みができます。
骨組みに使用する木材は、字の通り、切り倒した後に葉をつけたまま植物の自然な働きを利用して自然乾燥させた材料を使います。高温かつ極度な乾燥を行う人工乾燥は水分と共に、木の強さの元である「樹液」まで蒸発させてしまいます。自然乾燥であれば、樹液まで乾燥させてしまわないので、木本来の強さや柔らかさ、ツヤ・色・香りといった魅力を家の骨組みとなっても活かすことができます。
リブハウジングの構造材をつくり出す
世界農業遺産に認定された九州のマチュピチュ諸塚村
村全体で持続可能な森林管理を行い、
FSC認証の木材を生産されています。
伝統文化や森の恵みを持続可能な形で受け継いでいる諸塚村は、国際食糧農業機関(FAO)により「世界農業遺産」に認定されました。また、日本で初めて、村全体でFSC認証(※)を取得するなど、環境・地域・経済に考慮した"持続可能"で適切に管理された森林から木材を生産されています。その取り組みは、貴重かつ重要なものとして、音楽家・坂本龍一さんも森林保全活動をバックアップされています。
※FSC認証とは、国際機関である森林管理協議会(FSC)が森林とその森林から生産される木材などの流通や加工のプロセスを評価し、認証する制度のことです。環境、地域社会、経済等に考慮し、持続可能な形で適切に管理された森林から生産された木材などに与えられます。
無垢フローリング
心身に優しく、永く使えて、
すりすりしたくなる気持ちのよい足元です。
無垢の木は、上から下まで「本物の木」。表面にツルツルした加工はせず、天然オイルだけで仕上たすっぴんの木を使います。
毎日触れる一番身近な床。適度な柔らかさを持つ無垢材は、足腰への負担が少なく、また足元の温度も柔らかく伝えてくれるので、冷え性の方も過ごしやすいとのお声もいただいています。
木が呼吸しているから、梅雨時期にも、ベタつき知らずで思わずすりすりしたくなる足触り。接着剤や塗装を使わないので化学物質を含む空気が揮発することもなく、みんなに優しい素材選びを行っています。
心身に優しい木の種類
自然素材がすべて心身にいいとは限りません。無垢の木にも「心身に優しい木」とそうでない木があります。虫に強く、強力な天然の化学物質を出す「スギ」や「ヒノキ」は、梁や柱などの構造材として使用します。床など室内の木は、天然の化学物質の少ない心身に優しい木の「マツ」や「ナラ」を選択しています。自然素材は、その特性を知って、適材適所に使うことが大切です。
防虫処理
口に入れても安全な素材で、防虫処理をしています。
日本の防蟻剤の90%以上は、農薬(=合成殺虫剤)を使用しています。壁の中の成分は室内の空気に混ざり、私たちの心身の中へ。世界では、農薬処理に対して、幼児や胎児、ペットヘの危険があることが示されています。優家は健康と耐久性のために、農薬処理は行いません。
ホウ酸団子でお馴染み「ホウ酸」で防蟻対策をします。
生物は、細胞のホウ酸濃度が一定以上になると代謝が止まり生きていけません。 腎臓を持たない昆虫は食べ死んでしまいますが、人や哺乳動物には安全な素材です。
世界で一般的な、昔ながらの安全な防虫処理です。
いつでも体感していただけます。
性能
宮崎を知っているからこそ、気候に合った心地いい家が建てられます。
暮らす地域によって、その土地特有の気候があり、その気候に適した心地よく暮らすポイントがあります。
30年間の気候データから宮崎県は年間相対湿度平均が日本一。また年間日照時間平均も日本一となっており、
湿度が高く、日光の恩恵を多く受ける土地だということがわかります。
そのため、宮崎で心地よく暮らすためには「太陽の恵みを活かす」「寒暖差に左右されない温度環境」「湿度をコントロールする」といった3つのポイントが重要になってきます。
「心地いい」暮らしを
実現するための6つのこと
【耐震性】耐震等級3
(許容力計算)
【耐熱性】UA値
0.46以下
【機密性】C値
0.5cm2/m2以下
日射遮蔽が
出来ているか
日射取得が
出来ているか
冷暖房負荷計算が
出来ているか
太陽の恵みを活かす、 遮る
パッシブデザイン
自然エネルギーを利用して、
機械に頼らない快適さを造り出すデザイン。
太陽の光や熱、風といった「自然エネルギー」を利用して、快適な住環境を実現する設計デザインのことを「パッシブデザイン」といいます。 特に、太陽に恵まれた宮崎では、この設計デザインがより重要です。パッシブデザインは、機械に頼らない「夏涼しく冬暖かい」住環境造りの秘訣です。
家計に優しい、地球に優しい
0円で冷暖房効率UP
全国一の日照時間を誇り、夏の長い宮崎で快適に過ごすには、「屋根遮熱」の熱対策がポイントです。太陽からの熱の約70%は、屋根で受けます。
日傘のように熱をカットすることで熱の入口をコントロ ールし、効果的に熱対策を行います。 快適にしたい居住空間から最も離れた場所である屋根での熱対策も重要なポイントです。
涼しくしたい空間の周りを高温にさせない工夫で、空調の効きをよくすることができます。
一方、冬は電気ストー ブほどの熱量を太陽から受け取ることができます。 太陽を味方につけると、なんと0円で、家中ぽかぽかです。
夏
夏の陽射しは、軒や庇で遮ります。 できるだけ大きな窓を南側に配置し、計算された深さの庇などを設けます。建物の西側・東側の窓はできるだけ小さく設計します。
冬
冬のぽかぽかとした陽射しは、部屋の奥まで届くように設計します。計算された窓の位置、軒や庇で、冬の角度の陽射しを迎え入れることができれば、家中ぽかぽかです。
太陽の恵みを活かす
通気・遮熱
むしむしとした湿度、
宮崎の強烈な陽射しを
考慮した構造とデザイン
家が長持ちして、家が省エネになる
風を運ぶ構造
屋根や外壁の内側は、たえず空気が流れるようにしています。
空気の流れを確保する「通気層」は、建物を長持ちさせ、省エネに大きく影響します。
通気で、 長持ち。
「通気層」は、湿気が溜まることを防ぎます。壁の中の結露は、拭き取ることができません。結露によってカビが生え、木材を腐らせてしまうと建物の強度は保てなくなる上、もちろん健康にもよくありません。「通気層」と※特殊なシート目に見えない躯体内の木材の健康も保つ工夫をしています。
通気で、 省エネ。
屋根の下にも「通気層」があります。 日傘のように太陽の熱をカットしてくれる屋根ですが、屋根そのものは熱くなってしまいます。熱くなった屋根の熱がその下の断熱材を温めてしまい、温まった断熱材は蓄熱体となり逆効果になってしまいます。そこで、屋根と断熱材の間に、太陽の熱をはね返す遮熱シートを設け、その熱を逃がす通気層により熱を伝わりにくく、また熱い空気を外へ逃がす工夫をしています。これだけでも冷房効果はぐんと良くなります。
湿度をコントロールする
寒暖差に左右されない温度環境をつくる
気密と断熱
快適と省エネの要
どんなに高機能な機械や優れた断熱材を使っても、一定の気密がなければ、その効果を発揮できません。喩えば、冬のダウンジャケット。ふわふわの綿(断熱材)によって温められた空気は、風を通さない生地(気密)があるからその温かさを維持し、さらに体を温めてくれます。夏の場合は、クーラーボックス。どちらも気密と断熱がセットとなって、その役割を果たしています。
気密性能が確保できているか
全棟測定しています。
一棟一棟、気密測定を行います。家造りは人の手が集まって形となり、間取りもそれぞれです。モデルハウスだけでなく、一つ一つの現場で測定を行い、気密性能が確保できているか確認しています。(写真のような機械で、家の中の空気を抜いて、測定します。)
計算した厚さを、隙間なく。
断熱材は、現場吹き付けで隙間なく施工します。UA値の数値を満たすよう、計算した厚さで屋根・壁を覆います。環境負荷の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場発泡させる断熱材を使用しています。 発泡の際、無数の小さな気泡の中に多量の空気を含むため優れた断熱性能を発揮します。さらに、発泡の際にできる、連続した気泡構造によって、「断熱性」と合わせて「吸音性」にも優れています。
冷暖房負荷計算
性能は、数値を求めるだけでなく、
明確な目標を設定することが大切です。
「宮崎市・都城市に4人家族」で、「30坪前後」の家で暮らす場合に、「エアコン1台」程度の消費電力で快適にすることを目標にする場合、必要な性能数値はいくつなのか?ということを考えます。数値だけを追い求めると、どこまで求めれば快適なのか、この土地の気候にはどれほどの数値が必要なのか分かりません。
年間暖冷房負荷
年間室温グラフ
年間光熱費
冷暖房負荷計算を行うと、夏に必要な「冷房消費電力(冷房負荷)」、冬に必要な「暖房消費電力(暖房負荷)」が計算されます。数値ありきでなく、どういう住環境にしたいかという目標(夏26℃?27℃、冬20℃?21℃)から性能数値を導き出しましょう。
いつでも体感していただけます。
耐震
最高等級の耐震性能だから、安心。
地震が来ても、次の日から住み続けられる家。
それが優家が考える耐震性能です。
家屋の倒壊などによるけがから家族を守るだけでなく
くつろげる我が家で安心して過ごしていただきたい、
まさに心の健康を守る家を造っています。
最高等級の耐震等級3。だから、住み続けられます。
目指すのは、震度 7 の地震が来ても次の日から「住み続けられる家」。 そのために、構造計算の「許容応力度計算」を行い、最高等級である耐震等級 3 の耐震性能を基本性能としています。この性能を確保した家は、震度7が2回も来た熊本の大地震を経ても、壊れることなく現在も住み続けられています。
違いは何?許容応力度計算
酎震等級 3を決めることのできる基準は、「品確法」と「許容応力度計算」です。 下のイラストは、全く同じ間取りのそれぞれの基準で耐震等級を定めた建物で、震度 7 の地震シミュレーションを行ったものです。 同じ「耐震等級 3 」の建物でも、強さに対する根拠の違いで、その強さは大きく変わることが分かります。
いつでも体感していただけます。
基礎
地面と建物をつなぐ、大切な足元。
基礎は、建物の一番下で力を受け、地面と建物をつなぐ部分です。
柱や壁の位置と、その力が集中する場所を考慮し、
建物のプランによって必要な強さを検討します。
そうすることにより、強い足元となり、
建物一体として確かな耐震性能の家を造ることが できます。
省エネな、基礎。
私たちの造る家は、 基礎内も住空間と捉えて「断熱」・「気密」・「換気」を行います。 生活する住空間から最も離れたところから性能を確保することで、効果的で省エネな空調管理をすることができます。また、この空調管理は、士台や柱などの構造の木材にもいい影響を与えます。適度な温度・湿度環境のため、腐りにくく、家そのものの 耐久性も維持することができるのです。
メンテナンスのしやすい、基礎。
一般的な基礎空間は、コンクリー トの壁が迷路のように配置されています。 空気が溜まりやすい上、設備配管も通しづらい構造です。そこで、床下をシンプルな空間にする基礎工法を採用し、メンテナンスが必要となる設備配管も容易に作業が行えるようにしています。
シロアリに強い、基礎。
基礎のコンクリートを打つ前に、地面に防湿シートを敷き、地面からの湿気を抑えます。基礎内は湿気が溜まりやすく、木材の腐食やシロアリに好都合な環境になりやすいのです。湿気を抑え、空気の流れる構造で、室内と同じように快適で木材にとっても健康な空間を維持することができます。さらに、コンクリートの床(耐圧版)と立上り部分を一体で打設することで打ち継ぎの隙間を無くし、強度を高めることはもちろん、漏水やシロアリの侵入経路を断つ工夫をしています。
一体打ち基礎
打ち継ぎ基礎
いつでも体感していただけます。
─優家にこめた想い ─
「優家(ゆうか)」は、
「人に優しい」「地球に優しい」「構造に優れている」
こんな想いを込めて名前をつけました。
優家が誕生し、日々の家づくりの中で、
ある5歳の男の子との出会いから「本当の家の価値」を教えてもらいました。
小児喘息で息は苦しく、肌は皮膚炎で痛々しい状態。
生まれてからの5年間、何をしても一向に改善する兆しが見えず、
健康に産んであげられなかったと、悔やむお母さん。
ご縁があり、「優家」に住んでいただくことになって約1年。
男の子はつやつやとした柔らかい肌を取り戻し、
笑顔で「かゆくないよ」「せきも出なくなったよ」と元気な姿を見せてくれました。
症状の全ての原因が家だったわけではありません。
ただ、住む環境が変わってたった1年。
男の子に笑顔が戻り、お母さんお父さんが笑顔になり、家族みんなが笑顔になった。
家は、家族が健康で暮らすことができ、笑顔になれる場所。
それまでも健康と住宅に関心を持ち、勉強を重ねてきましたが、
そのことにこれほどの力があることに気づいていませんでした。
意識すればするほど、家が家族に与える影響力の大きさを感じました。
耐震、耐熱、耐久といったものは、住宅が本来持つべき「当たり前の性能」。
家とは純粋に「そこに暮らす家族」のことを一番に考えるべきで、
性能ありきではないはず。
─家族の笑顔の輪が広がって欲しい─
その想いを胸に、「優家」は性能は当たり前に、「素材」にこだわり「心地よさ」を追求しています。
“そこに暮らす家族の健康・笑顔を守ること”
“やがて親元を離れる子どもたちのふるさととなるように永く住み続けられること”
それができる仕事が「家造り」だと思うのです。
私たちは、長持ちし、心身に優しい最高の心地いい家をお届けします。
代表取締役 福重伊織
YUKA QUALITY
実例紹介
EVENT INFORMATION
イベント情報
宮崎で注文住宅を建てるなら、
宮崎で家を新築するなら
私たちに聴かせてください。
ご家族の理想の住まいのこと。
宮崎で家を新築したい、注文住宅を建てたい、と考えたとき初めての家づくりはわからないことがいっぱいですよね。
リブハウジングでは、ショールームで新築や注文住宅の家づくりの無料相談ができる、「おうちコンシェル」を実施しています。
宮崎で家を新築する際の、土地探し、住宅ローン、間取りのこと、家づくりの疑問、不安など、ご来場予約いただいたお客様のスケジュールに合わせた時間に、ゆっくりとご納得いただけるまでご案内、ご説明をさせていただきます。
土日も開催しておりますのでご希望の日時でお気軽にご予約ください。