家づくりの前に 06

土地を購入してからの家づくりが「思うように進まない」「いい土地がない」「何年も探している」という人たちの多くは、アプローチの仕方が問違っています。
家づくりには正しい順番があります。
前述のPOINTO1で説明した通り、お金がないと土地は買えません。
自分たちが払える予算を把握せずに、まずは土地探しを始めたとします。
希望のエリアでよい土地が見つかり、どんな家を建てたいかを考えて見積もりを取ってみます。
それからいくら借りることが出来るのか審査を受けてみると、予算がオーバーしていた…。
そうなると、また一番初めからやり直しです。
次も同じ順序で進めてしまうと、何度も失敗する可能性があります。
何年も土地探しをしている人は、家づくりの順序を間違えているため、負のスパイラルにはまってしまっているのです。

ではどのようにアプローチしていけば土地探しが成功するのでしょうか。
まず初めに取り組むのは、資金計画です。
どれだけお金を借りることができるのか、自己資金はどれだけあるのか、親からの援助はあるのかなどを合わせて、マイホーム取得にかけることが出来る総予算を把握します。
次に、どんな家に住みたいのかを話し合い、建物に必要な予算を出します(POINTO3-O5参照)。
そして、総予算から建築費用を引き、余った金額が土地の金額になるのです。
その金額を持って不動産屋に行ってください。払える金額が決まっているので決断も早いです。
そして、そんな人は不動産屋にとっても『お金を持っていて(金額を把握していて)決断が早い」良いお客様となるので、自然と優良物件を紹介してくれます。
自分たちがいくら払えるのかを把握していない人は、買えるかどうか分からないお客様なので、優良物件は回ってきません。

OTHER POINT こんな不動産屋に土地探しを依頼しましよう

土地診断をしてくれる
良い土地が見つかったら、購入前に土地診断をしてください。
例えば、予算内の1000万円で購入した土地でも、地盤が悪く地盤改良の工事を200万円で行った場合、その土地の値段は1200万円になり、予算オーバーとなります。
信頼できるプ口の目で土地診断を行ってもらい、昔はどういう土地だったのか、地盤の状態はどうなのか、地震がきたときに液状化現象の心配はないのかなど確認してもらいましよう。
近隣情報を教えてくれる
土地を購入して家を建てる人のほとんどが、そこに一生住み続けることを想定されていると思います。
良い不動産屋の担当者は、自分がその土地に一生住み続けるという目線で紹介してくれます。
具体的に言うと、自分が住み続ける目線で「近隣情報」を調べてくれ、近所にどういう人が住んでいるのか、夜の様子はどうなのか、子どもに害がありそうなものはないのかなど、事前に情報提供をしてくれます。

土地探し成功の方程式を使うと、決断が早くなります。
良い土地はすぐに売れてしまうので、土地探しはスピードが大切です。

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